DSゲーム「ネウロと弥子の美食三昧」

感想をつらつら書いてみましたー。無闇に長い上にネタバレ満載なので、管理人の気持ち悪い長話にお付き合いいただける方だけどうぞ。
総論をひとことだけ言うと、予想よりは面白いゲームだと思います。ネウロは好きだしDS持ってるしまあやってみるかな!くらいの意気込みでプレイすると一番良いんじゃないかなと思う。

第1話「潔」

  • 結局東京タワーグッズは誰が買ってあそこに置いたんでしょうね。ネウロが買ったんだったらちょっと可愛い。
  • 友達からお金を借り倒すのは駄目だろ弥子ちゃん…
  • 側に居たら目障りな人気投票二位(組織票)。
  • リーゼントが直立していたのには笑い転げました。真面目に考察してんじゃねえよ!
  • わざと違う人に「犯人はお前だ!」をやった後の寸劇と、ネウロの「…ではないそうですっ!」の一生懸命さが面白くてついついゲージぎりぎりまで遊んでしまう。
  • 犯人がいきなりおうたを歌いだすのは極めて意味不明で凄く良かったです。動機も結構残念で楽しかった。惜しむらくは豹変後の外見があまり変化しなかったことかなー。リーゼント部分が蛇の頭ってことかな?

第2話「溺」

  • 叶絵ちゃんとか弥子ちゃんとかが普通に「萌えグッズ」とか言っているのってなんか違和感。私は隠れオタクだもので、普段は可能な限り萌えとか言わないようにしてるんですけど、もう世間一般でも萌えって普通の言葉として定着してるのかな。
  • 絆創膏コス弥子ちゃんは確かに想像するだけで不憫すぎて泣けます。あと石垣の本気ガチャガチャぶりも相当不憫。
  • 「絵にするとこんな感じだ」 が凄い面白かったです。これってつまり、下図みたいな状況ですよね。ピン芸人か。

  • パスワードは苦手分野だって、ネウロ言ってたのにー…
  • 柴漬けだけで満足な笹塚。わりかし可哀相な絵面が容易に想像できました。うん、確かにカツとかにおいだけで一食分とか言いそう。
  • メイド・イン・パリが出てきた辺りから、どのタイミングで「きゃあああエイジ様ぁあああ!」って恵子さんが卒倒してくれるのだろうとわくわくしていたのですが、案外普通だったのでがっかり。まぁ遠巻きにきゃあきゃあ言われてはいましたけれど。
  • トーンかすが手がかりっていうのはリアルですねー。トーンかすってどれだけ気を使っていても絶対どこかに付着してるんだよな。隠れオタクとしては非常に恐ろしいんだあれ。
  • これも変貌がいまいち。人外に!なってくれないと!!動機もわりとぶっとんではいたんですが、ネウロ的ではないよね。
  • 魔界の圧縮機、羨ましいなあ!!私も二次元になりたいなあ!!!誰か早く開発してください二次元に行ける薬を。

第3話「傷」

  • 個人的にスポーツ全般に一切興味がなく、とりわけ格闘技についてはお金をもらっても観たくないと思っている人間だもので、この話はとりわけ面白く無かったです。全体的に。ただこれが個人的趣向が故なのかそもそも本当に面白くなかったのかどうかは良く分からない。とりあえずせめて、作中でデスマッチの意味は説明してほしかった。終始おいてけぼりでした。
  • 小島将って、あからさまにそんなの関係ない人ですね。
  • 与野党合体コッカイン このセンスはすごく好き。あと「これで対じゃなくなったぞ」 は素晴らしい大岡裁き
  • 「私のことや私が創り出した料理を神格化する奴らがいるらしいな」 が面白かった。うん、居るねたくさん。
  • ググって最初にヒットするサイトに、警察から流出した違法薬物情報が掲載されてるのってやばいですよねー…なんていうか、ちょっとインターネットを過信しすぎだと思うんだ。どれだけネットに頼って論拠付けてるのこのゲーム。
  • 「学生生活を楽しんだ方がいいよ…」 なんという一般論 笹塚の、基本的に他人はどうでもいい感が溢れていて最高です。
  • 早乙女金融の皆様が出てくるとはついぞ思わず!!みんなで仲良くダフ屋やるなんて仲良しだなー。
  • 「もうメンドーだから電流うけてみれば?」 さすがはナチュラルボーンS・桂木先生です。
  • それにしてもアニメ吾代は原作に輪をかけてヨゴレですねえ!可哀相で可愛い。真・ゴクドーキーック!
  • この犯人が、殺害動機の斜め上具合・豹変具合共に一番良かった。まぁ豹変はゴシカァンの人の模倣ですけど。非常にネウロ的でした。

第4話「惑」

  • 慰安旅行にスーツって…!!いや、容量の関係だってことは分かるんですけど。けど。というか休暇中かつおそらく管轄外な人間が操作に関わっちゃまずいだろ。
  • 由香ちゃんだぁああああ いやもう驚きました。池谷が出てきたのにもびっくりしたけど由香ちゃんまで出していただけるなんて!うわあん!!服装もアニメのちょっと残念なTシャツ系じゃなくて原作に近かったので非常に萌えっとしました。そして自炊に加えてフリフリエプロンね。ちょっとサービスが過ぎるんじゃないかな。萌えすぎて死ぬる。
  • アニメ版の笛吹は普通に仕事が出来る上司みたいで見ていていらっとします(悪い意味ではなくて)。でももう少しファンシー方向もプッシュしても良かったんじゃないかなあ…

最終話「無」

  • 丸ロボ、楽しかったです。とはいえアクションが超苦手なんで裏技使いまくりましたけど。殺人兵器が淡々とペンギンを殺していくゲームってシュールですね。
  • 駅弁を一駅ごとに1ダース買いに行ってあげる吾代は本当に優しいなあと思いました。アニメ版及びゲーム版の吾代は原作よりも素直に良い人ですよね。この弥子ちゃんと吾代の仲良しっぷりは嫌いじゃない。
  • 「…行きなよ、ホラ」 うわああああゆさゆさちくしょおおおおおお 最後のホラはかなり反則だと思いました。撃たれた直後のシーンがなんか宝塚みたいでちょっと面白かったのとか吹き飛んでしまった。しかし笹塚は流血キャラが定着したなあ…
  • プラスワン編は全体的に、構成も犯人もかなり良かったと思います。殺害動機だけがいまいちはっきり描写されなかったので、そこが惜しかったけど。トリックも全体的に適度にトンデモで良かった。ただせめて3話くらいでちょい役だけででも、筒見姉妹の誰か一人でも登場してればもっと良かったと思うんですが。
  • 右胸を撃たれてその日のうちに退院とか、うん、ちょっとありえないですよねいくらなんでも…いくらラストで石垣に残念な集合写真的登場をさせたかったんだろうとはいえども(最後の絵を見るまで、石垣が出てこなかったことに真剣に気付きませんでした)。しかし同じ病室で隣同士の吾笹同舟、そりゃあもう気まずいこと山の如しだったでしょうねえ。

全体

  • 私のネウロ補正(ネウロならもうなんでも許せる信者脳)を可能な限り除去して言えば、まぁ正直劣化逆転裁判に他ならないゲームですね。でもまあ原作付きのゲームだからしょうがないのだろうなあ。悪いゲームではないですけどね。
  • このお話がどの辺りの時期だったのかが最後までつかめませんでした。アニメ以後ということなのかなと思ったんですが笛吹が26万の飲食費!と喚いていたのでよく分からなくなった。弥子ちゃんの性格とかはアニメに極めて近いですが、全体的な印象としてはアニメと原作の中間くらいの雰囲気が漂っていました。
  • メニュー画面の意味深なネウロと弥子の影絵、特に最後まで説明が無かったのが残念でした。あの構図からどうやってDVに発展するんだろうとわくわくしていたのに。正直、「ネウヤコ好きたち、これで嬉しいだろ?どうだ!」みたいな感じでちょっと嫌でした。まぁ私はネウヤコじゃなくてヤコネウなんでどうでもいいいけど。
  • サイ、出番なかったッ!!!びっくりしました。おまけ的な感じで構わないから出てきて欲しかったなあ…ドラマCD的役柄で全然構わなかったのに…
  • グルメブログが全部埋まらなかったり、おまけ項目が全部閲覧できなかったのでもうちょっと頑張ってやりこもうと思っています。全話1000点クリアを目指すぜ。