「めがね」

おもろかったので感想です〜。実はスキヤキ・ウエスタン ジャンゴも観たのですが、うまく言説化できないので感想は無しで。いい意味でどうしようもなく駄目な映画でした。松重さん可愛かった。
というわけで以下「めがね」感想。

  • これは桃源郷だ、というのが一番の感想です。桃源郷に住まう人々と、それに仲間入りする人々とのお話。リアリティの積み重ねであるのにも関わらず酷く非現実的な、美しい理想郷。皆が揃ってかき氷を食べているシーンは涙がでました。私はきっとそこに生涯辿り着けない。
  • 人物が映りこんでいるのにも関わらず、背景が主役になっているシーンの多い映画だったように思います。美しい海・まっとうな食べ物たち。
  • 役者の皆さんはもう非の打ち所のない方ばかり。自然すぎて彼らが演技をしているのだということを高頻度で忘れました。
    • とりあえずもたいさん最強。
    • かせりょうには不覚にもときめきました。ぼさっとした頭のひょろい男が適当でぶかぶかな服を着ているというのはかなり萌えレベルが高いですね。がつがつ食べるさまも素晴らしかった。
  • あと、パンフレットは素晴らしい出来なのでご購入をお勧めします。色々凝ってるしメルシー体操の図解もあるよ。